先週の株式市場は続伸。2020年のオリンピック開催地が東京に決まったことで関連銘柄を中心に大幅高で始まり、その後も底堅い動きを続けた。また、シリアへの軍事介入が当面回避される見通しとなったことで、世界的にリスクオンの動きとなったのも後押しとなった。日経平均は週ベースで543.86円の上昇。
今週の株式市場は、FOMCの前後で不安定な動きが予想される。17-18日に開催されるFOMCでのQE3のテーパリング(緩和縮小)は既に織り込み済みだが、マーケットがどのような反応を見せるのかは分からない。特に米長期金利の動きに注目。現状、大きな動きになるとは思えないが、アルゴリズムが走ったりすれば、波乱になる可能性も否定出来ない。シリア問題で米露が合意したのはプラス。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,500円、7月19日高値14,953円など。下値サポートとしては、日足雲上限14,119円、日足基準線13,875円、75日移動平均線13,790円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.29倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.63%
今週の予想レンジ:14,000円~14,800円
更新日 2013年9月15日 株・個人投資家の喫茶店