先週の株式市場は、米国の財政問題を受け週前半は下値を試しに行ったが、9月3日の窓埋めレベルで下げ止まった。週後半になると財政問題の解決が近いとの楽観的なムードが広がり、日米とも買い戻しに拍車がかかった。日経平均は週ベースで380.43円の上昇。
今週の株式市場は、引き続き米国の財政問題睨みとなる。買い戻しがどの程度続くかだが、決着する前に既に戻しているので、政府機関の再開やデフォルト回避を改めて好感するかは疑問。合意が一時的な問題の先送りにとどまれば売り直される可能性も考えておきたい。まずは節目の14,500円を固められるかに注目だが、どちらにしろ米国次第。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,500円、9月27日高値14,817円など。下値サポートとしては、日足基準線14,283円、75日移動平均線14,093円、心的節目14,000円、日足雲上限13,856円、日足雲上限13,725円(9月3日の窓埋めレベル)など。
東証1部全銘柄 予想PER16.49倍 PBR1.34倍 予想配当利回り1.63%
今週の予想レンジ:13,800円~14,800円
更新日 2013年10月13日 株・個人投資家の喫茶店