先週の株式市場は、米国の財政協議を睨みながら膠着感の強い展開が続いたが、とりあえず問題を先送りにしたことで買い戻しが続いた。日経平均は週ベースで156.80円の上昇。
今週の株式市場は、膠着感の強い展開が継続か。目先の懸念材料はなくなったが、買い上がる材料にも乏しい。22日には政府機関の閉鎖で延期となっていた米雇用統計の発表、週後半からは国内企業決算の本格化など様子見ムードも強まりやすい。雇用統計で波乱がなければ9月27日高値14,817円が意識される。
日経平均の上値抵抗としては、9月27日高値14,817円、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、25日移動平均線14,408円、日足基準線14,283円、75日移動平均線14,153円、日足雲上限14,071円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.62倍 PBR1.35倍 予想配当利回り1.61%
今週の予想レンジ:14,200円~14,900円
更新日 2013年10月20日 株・個人投資家の喫茶店