2014年1月12日日曜日

2014年1月14日~1月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年1月12日
先週の株式市場は反落。年末にやり過ぎた反動や、米国株がやや軟調に推移したことを受け利益確定売りが優勢となった。ただ、NT倍率の修正局面という認識に変わりはなく、TOPIXや小型株は底堅く推移した。日経平均は週ベースで379.25円の下落。

今週の株式市場は、為替市場を睨みながら神経質な展開か。週末に発表された米雇用統計は天候などの特殊要因もあり、予想外の弱い数字となった。1日ではまだ完全に消化されていないと思われるので、週明けの為替と欧米市場の動きが再度注目される。日本株は年末にやりすぎた影響が残っていることもあり、為替が円高に振れてくるようだと節目の15,750円を下回り、調整局面入りも考えれる。しかし、年が明けても日銀のETF買いが5営業日中4営業日も入っており、消費増税を前にした政府と日銀による管理相場の色彩が強くなっている点にも注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、12月30日終値16,291円、心理的節目の16,500円など。サポートとしては、心理的節目の15,750円、日足基準線15,176円、心理的節目の15,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.15倍 PBR1.46倍 予想配当利回り1.53%

今週の予想レンジ:16,250円~15,500円

更新日 2014年1月12日 株・個人投資家の喫茶店