先週の株式市場は反落。3連休明けは雇用統計を嫌気した米国株の下落や円高進行を受け。500円近い下げ幅となり節目の15,500円を割り込んだ。しかし、その後は米国株が戻り歩調となり、円も再び弱含んだことから、日本株も落ち着きを取り戻した。日経平均は週ベースで177.60円の下落。
今週の株式市場は、引き続き為替市場を睨みながら一進一退の展開か。証券優遇税制廃止後のNT倍率の修正も進んできたことから、そろそろ新たな展開に移行しそうだが、当面相場が大きく動きそうな材料もなく、国内の四半期決算が始まるまでは個別株中心の動きが継続しそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の16,000円、12月30日終値16,291円など。サポートとしては、日足基準線15,716円、心理的節目の15,500円、日足雲上限15,188円など。予想レンジは先週と同じとする。
東証1部全銘柄 予想PER16.72倍 PBR1.46倍 予想配当利回り1.51%
今週の予想レンジ:16,300円~15,500円
更新日 2014年1月19日 株・個人投資家の喫茶店