先週の株式市場は続落。アメリカのQE縮小による新興国不安から大幅安で始まり、週半ばには一旦持ち直したが、FOMCで資産購入額の100億ドル縮小が予定通り決定すると再び売り直された。日経平均は週ベースで477.03円の下落。
今週の株式市場は、先週に引き続き海外市場を睨みながら不安定な動きが継続か。昨年の5月に急落した後に上値抵抗となっていた14,800円レベル(週足基準線)が下値サポートとして意識されるが、週末のCME円建て清算値は既に14,600円前半まで下がっているので週明けは窓を開けて下回ってくる可能性が高い。日経平均は年初からの調整でオシレーター系指標は売られ過ぎを示唆しており、自律反発も期待できるが、戻りが鈍いようだと200日移動平均線14,414円の方に引き寄せられて行きそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均線15,178円、日足雲上限15,399円、日足基準線15,542円。下値サポートとしては、日足雲下限14,820円、週足基準線14,754円、200日移動平均線14,414円、心理的節目14,000円。
東証1部全銘柄 予想PER15.81倍 PBR1.37倍 予想配当利回り1.59%
今週の予想レンジ:14,500円~15,250円
更新日 2014年2月2日 株・個人投資家の喫茶店