2014年4月13日日曜日

日経平均一目均衡表(日足)2014年4月11日
先週の株式市場は急落。日銀金融政策決定会合は現状維持となり、その後の会見で早期追加緩和期待も大きく後退したことで円高、株安の流れが強まった。また、好調な動きを続けてきた米国株も不安定になるなど外部環境の悪化も追い打ちとなる。日経平均は週ベースで1,103.72円の下落。

今週の株式市場は、日銀の追加緩和期待が大きく後退し、米国株も不安定な動きになっていることから下値模索の展開が予想される。先週は米国株の3倍も下げ、追加緩和期待に対する失望はこの1,100円の下げでほぼ織り込まれたと思われる。ただ、週末の松井証券の買い方の信用評価損益は-15.468%まで悪化しており、ここから一段の下落があれば追証回避の投げ売りも出てくるだろう。トヨタやメガバンクなどPERが10倍以下と割安な水準にあるが、ファンドはファンダメンタルズなど気にせず機械的に売ってくるので下への警戒感は怠れない。13,300円ぐらいまで価格帯出来高も薄いゾーンに入ることから、早期に14,000円台を回復したいところ。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限14,901円、日足基準線14,599円、200日移動平均線14,609円など。下値サポートとしては、昨年10月の安値13,750円レベル、心理的節目の13,500円、昨年8月の安値13,200円レベルなど。

東証1部全銘柄 予想PER14.67倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.77%

今週の予想レンジ:13,500円~14,400円

更新日 2014年4月13日 株・個人投資家の喫茶店