2014年5月25日日曜日

2014年5月26日~5月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年5月23日
先週の株式市場は反発。週前半は日銀の追加緩和期待の後退などを背景に節目の14,000円を割り込むなど、チャートは下に放れそうな感じだった。しかし、FOMC議事録がハト派的な内容だったことからNY市場が堅調さを取り戻し、東京市場は14,000円を売り切れなかったことで木曜日・金曜日は買い戻しが優勢になった。日経平均は週ベースで365.58円の上昇。

今週の株式市場は、戻りを試す展開か。米国株が堅調なこと以外は、ウクライナ問題、タイのクーデター、新疆ウイグル自治区の混乱、朝鮮半島情勢など地政学リスクが山積。それでも先週14,000円割れ定着を回避したことで目先は買い戻しが続く可能性がある。ただ、14,500円レベルでは戻り売り圧力が強く、買い戻しだけでは早晩頭打ちとなるのは目に見えている。日足の雲を抜けてサポートにするには売買代金の増加が必要。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限14,550円、日足雲上限14,599円、200日移動平均線14,642円、心理的節目15,000円。下値サポートとしては、日足基準線14,307円、心理的節目14,000円、4月11日安値13,885円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.52倍 PBR1.19倍 予想配当利回り1.79%

今週の予想レンジ:14,150円~14,750円

更新日 2014年5月25日 株・個人投資家の喫茶店

2014年5月18日日曜日

2014年5月19日~5月23日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年5月16日
先週の株式市場は続落。週前半はNYダウが連日で史上最高値を更新した流れを受け14,500円付近まで戻す場面もあったが、主要企業の今期業績見通しが市場予想を下回るものが多く上値は重かった。週末に米国株が利益確定売りに押されると再び14,000円付近まで下げ幅を拡大した。日経平均は週ベースで103円の下落。

今週の株式市場は、引き続き14,000円~14,500円のレンジ内での動きを想定。現在、東証1部のPERが今年最低の14.26倍まで低下するなど、バリュエーション面での割安感が14,000円を支えている形だが、上に荷物(しこっている株)が多いので進むこともできない状態となっている。20~21日の日銀金融政策決定会合は現状維持で織り込み済みだが、売りで仕掛けてくる向きもいるので要注意。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線14,313円、週足雲上限14,331円、75日移動平均線14,582円、200日移動平均線14,652円日足雲下限14,727円、下値サポートとしては、心理的節目14,000円、4月11日安値13,885円、昨年10月の安値13,750円レベルなど。

東証1部全銘柄 予想PER14.26倍 PBR1.17倍 予想配当利回り1.82%

今週の予想レンジ:13,750円~14,500円

更新日 2014年5月18日 株・個人投資家の喫茶店

2014年5月11日日曜日

2014年5月12日~5月16日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年5月9日
先週の株式市場は反落。ウクライナ情勢の悪化や雇用統計後の米国株(主にモメンタム株)が動きが悪かったことから、連休明は424円の急落となった。その後は落ち着きを取り戻したものの、戻りは鈍く7日の大陰線内での動きにとどまった。日経平均は週ベースで257.92円の下落。

今週の株式市場は、下振れ警戒ながらレンジ内での動きを継続か。国内企業決算はピークを迎えているが、今期は総じてコンサバティブな見通しが多く、アベノミクスの停滞感と合わせ上値を追う状況にはない。ただ、日本株には相対的な割安感も出てきているので、ファンダメンタルズ的には今年の安値水準である14,000円レベルがサポートとして期待される。しかし、チャート的には下への抵抗の方が明らかに少ない位置なので、ヘッジファンドの決算に伴うアンワインドや先物を使った売り崩しなどに注意。9日時点での松井証券の信用評価損益(買い方)は-13.8%になっており、売り方が有利な状況が続いている。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限14,328円、日足基準線14,525円、日足雲下限14,684円、200日移動平均線14,661円。下値サポートとしては、5月のSQ値14,104円、心理的節目14,000円、4月11日安値13,885円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.68倍 PBR1.24倍 予想配当利回り1.77%

今週の予想レンジ:13,800円~14,600円

更新日 2014年5月11日 株・個人投資家の喫茶店

2014年5月4日日曜日

2014年5月7日~5月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年5月2日
先週の株式市場は小幅に反発。週初は売り先行で始まったが、NYダウの史上最高値更新や、懸念されていた黒田会見も今回はネガティブな反応とならず、週末にかけ買い戻しが優勢になった。日経平均は週ベースで28.25円の上昇。

週末の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数は前月比28万8000人増となり、市場予想の22万人を大幅に上回る良好なものとなった。しかし、株価が高値圏にあることや、ウクライナ情勢の悪化、出口論の早まりなども意識され、買い一巡後は利益確定売りが優勢になった。日経平均は日足転換線と基準線をはさんだ揉み合いを4月半ばから続けており、そろそろ上下どちらかに動きがでてきそうだ。今週からピークを迎える企業決算からも目が離せない。国内企業決算の出だしはコンサバティブな予想が多く下げる銘柄が目立ったが、週末には決算を受け上昇する銘柄も多くなってきたので、市場センチメントとしては中立に戻ってきている。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線14,525円、日足雲下限14,596円、200日移動平均線14,666円。下値サポートとしては、週足雲上限14,231円、心理的節目14,000円、4月11日安値13,885円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.05倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:14,100円~14,600円

更新日 2014年5月4日 株・個人投資家の喫茶店