先週の株式市場は続伸。米国の早期利上げ懸念や国内の冴えない経済指標などを受け107円台まで円安が進行。株式市場は円安を好感し日経平均は週ベースで279.61円の上昇。TOPIXは1月に付けた年初来高値を更新した。
今週の株式市場は底堅い展開が継続か。オシレーターには過熱感が見られ、そろそろ調整が入ってもおかしくないタイミングだが、円安トレンドが加速していることもあり、踏み上げ的に16,000円を超えて行くことも考えられる。下がれば年金や日銀が買ってくるので日足転換線の15,750円辺りが目先のサポートか。波乱要因としては、スコットランドで18日に実施される英国からの独立の是非を問う住民投票。最新の世論調査では反対が賛成をわずかに上回っているが・・・
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の16,000円、昨年の大納会終値16,291円。下値サポートとしては、先週のSQ値15,915円、日足転換線15,750円、心理的節目15,500円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.17倍 PBR1.33倍 予想配当利回り1.58%
今週の予想レンジ:15,500円~16,300円
更新日 2014年9月14日 株・個人投資家の喫茶店