2014年10月26日日曜日

2014年10月27日~10月31日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年10月24日
先週の日経平均は大幅に反発。欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和期待や概ね好調な米企業決算を受け堅調な推移となった。国内ではGPIFが国内株式での運用比率の目安を現在の12%から20%台半ばへ引き上げる方向で最終調整に入ったとの報道も買い戻しにつながった。日経平均は週ベースで759.13円上昇し、先週急落した分をほぼ取り戻す。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。週末も米国株が続伸したことで週明けも買い先行の始まりとなりそうだが、日足基準線の15,451円ベルは累積出来高が多い水準なので、まずはここを終値で維持できるかが焦点となる。下値は200日移動平均線15,082円辺りが目処となる。10月に入ってからの世界的な株安の連鎖は止まったが、米国を始め先進国でエボラ熱が広がりを見せるようだと再びリスクオフになる恐れがあり、そこには注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限15,369円、日足基準線15,451円、75日移動平均線15,510円、日足雲上限15,678円。下値サポートとしては、200日移動平均線15,082円、心理的節目15,000円、週足雲上限14,851円、週足雲下限14,368円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.57倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.68%

今週の予想レンジ:14,900円~15,700円

更新日 2014年10月26日 株・個人投資家の喫茶店

2014年10月19日日曜日

2014年10月20日~10月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年10月17日
先週の日経平均は大幅に続落。世界景気の減速懸念からリスクオフ相場が継続した。日経平均は週明けに200日移動平均線を割り込むと、そこがレジスタンスとなり週末には14,529円まで急落した。日経平均は週ベースで768.04円の下落。

今週の株式市場は引き続きボラタイルな展開が継続か。週末の欧米株が大幅に反発したことで週明けは買い戻しが先行しそうだが、安定するにはしばらく時間がかかりそう。上は心理的節目の15,000円や200日移動平均線の15,107円。下はアベノミクスが始まってから一度も割り込んでいない週足雲下限14,368円が目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限14,581円、心理的節目15,000円、200日移動平均線15,107円、日足雲下限15291円など。下値サポートとしては、心理的節目14,500円、週足雲下限14,368円、心理的節目14,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.77倍 PBR1.20倍 予想配当利回り1.76%

今週の予想レンジ:14,300円~15,100円

更新日 2014年10月19日 株・個人投資家の喫茶店

2014年10月12日日曜日

2014年10月14日~10月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年10月10日
先週の日経平均は続落。国際通貨基金(IMF)が今年と来年の世界成長率を下方修正したことで、欧州の景気の悪化、日本や中国の成長鈍化が改めて嫌気され、リスクオフ・モードとなった。日経平均は週ベースで408.10円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開が継続か。世界経済への先行きに懸念が広がりつつあり、海外の経済指標に敏感に反応しやすい地合いが続きそうだ。また、今週から米企業の決算発表が本格化する。足元の業績は悪くないものの、QEの終了が近づく中、どのような反応になるかは予断を許さない。日経平均は先週の下落で調整入りが明確となった。目先は200日移動平均線がサポートとして意識されるが、週末のCMEの清算値は既に200日移動平均線15,124円を下回っている。8月に200日移動平均を下回った時は、グランビルの法則通り http://www.kabudream.com/technical/200ma.html 絶好の買い場となったが、今回はどうなるか?

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限15,442円、75日移動平均線15,549円、心理的節目15,500円、日足基準線15,798円。下値サポートとしては、週足基準線15,130円、200日移動平均線15,124円、心理的節目15,000円、週足雲上限14,851円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.52倍 PBR1.26倍 予想配当利回り1.68%

今週の予想レンジ:14,750円~15,750円

更新日 2014年10月12日 株・個人投資家の喫茶店

2014年10月5日日曜日

2014年10月6日~10月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2014年10月3日
先週の日経平均は続落。中東の地政学リスク、香港の大規模デモ、中国・欧州の景気失速などから米国株が軟調に推移し、過熱感のあった日経平均は10月2日(木)に420円安するなどリスクオフの流れとなった。日経平均は週ベースで521.21円下落。

今週の株式市場は反発か。週末の雇用統計が市場予想を上回り、米国株が反発した流れを受け、週明けは日本株も買い先行の始まりとなるが、16,000円台を早期に回復できるかがカギとなる。地政学リスクや中国・欧州の景気失速など懸念材料も多いが、東京証券取引所公表の空売り比率も36%と高水準であることから、目先は買い戻しが下値を支えそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線15,865円、心理的節目の16,000円、9月25日高値16,374円。下値サポートとしては、週足転換線15,564円、75日移動平均線15,529円、心理的節目15,500円、日足雲上限15,355円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.02倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.62%

今週の予想レンジ:15,700円~16,300円

更新日 2014年10月5日 株・個人投資家の喫茶店