先週の日経平均は続落。中東の地政学リスク、香港の大規模デモ、中国・欧州の景気失速などから米国株が軟調に推移し、過熱感のあった日経平均は10月2日(木)に420円安するなどリスクオフの流れとなった。日経平均は週ベースで521.21円下落。
今週の株式市場は反発か。週末の雇用統計が市場予想を上回り、米国株が反発した流れを受け、週明けは日本株も買い先行の始まりとなるが、16,000円台を早期に回復できるかがカギとなる。地政学リスクや中国・欧州の景気失速など懸念材料も多いが、東京証券取引所公表の空売り比率も36%と高水準であることから、目先は買い戻しが下値を支えそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線15,865円、心理的節目の16,000円、9月25日高値16,374円。下値サポートとしては、週足転換線15,564円、75日移動平均線15,529円、心理的節目15,500円、日足雲上限15,355円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.02倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.62%
今週の予想レンジ:15,700円~16,300円
更新日 2014年10月5日 株・個人投資家の喫茶店