先週の日経平均は続伸。ギリシャへの金融支援を4ヶ月間延長することが決まったことで買い優勢で始まり、その後もイエレンFRB議長の議会証言が市場が予想していたよりハト派的な内容となったことで、ダウやナスダックが連日で高値を更新し日本株にも追い風となった。日経平均は週ベースで465.64円の上昇し、2週間で884円上昇したことになる。
今週の株式市場は反落か。2007年の高値を抜けたことで上は軽くなっているが、騰落レシオ、RSIなどオシレーター指標はかなり過熱しており、目先は調整に入ることが考えられる。ただ、下がれば日銀やGPIFの買いに加え、利食いを済ませた個人の待機資金も豊富なことから下値も堅そうだ。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の19,000円。下値サポートとしては、心理的節目18,500円、日足転換線18,383円、日足基準線18,047円、心理的節目18,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER17.79倍 PBR1.49倍 予想配当利回り1.46%
今週の予想レンジ:18,300円~19,100円
更新日 2015年3月1日 株・個人投資家の喫茶店