先週の日経平均は反落。木曜日まではファンドのアンワインドの影響から、狭い値幅での方向感のない動きが継続し、金曜日はギリシャ問題による欧米株安を嫌気して232.89円安となった。日経平均は週ベースで254.75円の下落となったが、TOPIXの方は4月16日(木曜日)に年初来高値を更新するなど全体的には堅調に推移した。
今週の株式市場はボラタイルな展開か。日経平均はザラ場で2万円をつけてから、ファンドによるアンワインドの動きが活発化している。その動きも既に峠は越えたと思われるが、連休前のポジション調整は引き続き出るだろう。ただ、月末に日銀の追加緩和期待もあることから、商いが薄くなるタイミングを狙い先物主導で上下に荒い動きになることも想定される。目先は日足基準線がサポートとして機能するか。
日経平均の上値抵抗としては、日足転換線19,754円、心理的節目の20,000円。下値サポートとしては、心理的節目の19,500円、日足基準線19,467円、心理的節目の19,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER18.70倍 PBR1.55倍 予想配当利回り1.44%
今週の予想レンジ:19,000円~20,000円
更新日 2015年4月19日 株・個人投資家の喫茶店