先週の日経平均は小幅に反落。週明けはギリシャや中国株安が一服したことや、ナスダックが連日で史上最高値を更新したことを受け買いが先行したが、その後は米企業の冴えない決算や国際商品市況の下落を受け利益確定売りが優勢になった。日経平均は週ベースで106.39円の下落。
今週の株式市場は上値の重い展開か。国内企業の4-6月期決算発表が本格化することで個別での決算プレーが中心となるが、中国の景気減速に伴う国際商品市況の下落など不透明感が強く、指数は積極的に上値を追っていく環境にはない。基準線をサポートにして揉み合いを予想。
日経平均の上値抵抗としては、6月24日高値20,953円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、心理的節目20,500円、日足転換線20,381円、日足雲上限20,184円、日足基準線20,034円、心理的節目20,000円、日足雲下限19,885円など。
東証1部全銘柄 予想PER17.50倍 PBR1.44倍 予想配当利回り1.50%
今週の予想レンジ:20,000円~20,900円
更新日 2015年7月26日 株・個人投資家の喫茶店