先週の日経平均は続落。週初から中国不安を背景とした世界的なリスクオフの流れが止まらず、先物はナイトセッションで一時17,155円まで暴落するなど大波乱の展開となった。ただ、週末には中国の金融緩和など株価対策も出たことでV字回復を見せ、節目の200日移動平均線を回復した。日経平均は週ベースで299.51円の下落。
今週の株式市場は不安定な動きが継続か。200日移動平均線まで戻したことで目先は中立だが、20,000万円に近づくにつれ戻り売り圧力が強くなることが予想される。中国不安は一朝一夕に解決できる問題ではなく、戻りが鈍いようだとヘッジファンドの先物売りが再開される懸念が残る。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,331円、週足基準線19,335円、心理的節目20,000円、日足雲下限20,034円、日足雲上限20,207円。下値サポートとしては、200日移動平均線19,043円、心理的節目19,000円、心理的節目18,000円、週足雲上限17,270円など。
東証1部全銘柄 予想PER16.28倍 PBR1.35倍 予想配当利回り1.59%
今週の予想レンジ:18,750円~19,750円
更新日 2015年8月30日 株・個人投資家の喫茶店