先週の日経平均は反落。月曜日は下げて始まったが、その後はFOMCを前に買い戻す動きが優勢になった。注目のFOMCは発表される前に利上げ見送りが大勢となり、相場もそれを織り込んで動いていたので大きな反応はなかった。日経平均は週ベースで194.01円の下落。
今週の株式市場は、シルバーウィークの谷間で2営業日しかなく、連休中の海外市場次第となる。日経平均は200日移動平均がレジスタンスとなっており、まだ下落基調から完全に抜け出せていない。株価は9月9日につけた大陽線の中での動きが続いており、上下どちらに抜けてくるかが注目点。8日の安値17,415円が目先の底値になったかはまだ分からない。郵政上場に向けたクジラの買い支えや、安倍政権が安保関連法案を成立させたことで、今後政策の軸足が経済に移るという期待感が株価の下支え要因として働く。25日は権利付き最終日なので、高配当銘柄などには買いが向かいそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,042円、200日移動平均19,115円、週足基準線19,184円。下値サポートとしては、心理的節目18,000円、週足雲上限17,839円、心理的節目17,500円、8日の安値17415円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.35倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.67%
今週の予想レンジ:17,400円~18,500円
更新日 2015年9月20日 株・個人投資家の喫茶店