2015年10月25日日曜日

2015年10月26日~10月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年10月23日
先週の日経平均は反発。週初は薄商いのなか方向感のない展開だったが、次第に買い戻しが優勢になり、週末はECBのドラギ総裁が追加緩和を強く示唆したことで一段高となった。日経平均は週ベースで533.5円の上昇。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。ECBの追加緩和示唆に続き中国も追加緩和に踏み切ったことでCMEの清算値は19,140円まで上昇している。週明けはこれにサヤ寄せしての始まりとなり、ストップロスを巻き込みながらの上昇となりそうだ。200日移動平均線19,166円がレジスタンスとして意識されるが、30日の追加緩和期待も燻っていることもあり、過熱感を伴いながらも買い優勢な展開が続きそう。17,000円を割った時はどうなることかと思われたが、郵政上場に向けてこれ以上ない展開となっている。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均19,166円、日足雲上限19,181円、心理的節19,500円。下値サポートとしては、日足雲下限18,637円、心理的節目18,500円、心理的節目18,000円、日足基準線17,908円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.22倍 PBR1.35倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:18,500円~19,500円

更新日 2015年10月25日 株・個人投資家の喫茶店

2015年10月18日日曜日

2015年10月19日~10月23日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年10月16日
先週の日経平均は反落。週初は買い戻しが一巡したことで利益確定売りと戻り待ちの売りに押されたが、後半は政策期待から持ち直した。日経平均は週ベースで146.87円の下落。

今週の株式市場は底堅い展開か。先週と基本的に見方は変わらず、追加緩和期待と郵政上場に向けた管理相場が継続。レジスタンスは18,000円後半に集中しており、18,000円割れでは公的な買いが下値を支える構図。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目18,500円、日足雲下限18,774円、週足雲上限18,785円、週足基準線18,927円、200日移動平均19,149円。下値サポートとしては、心理的節目18,000円、25日移動平均線17,996円、日足基準線17,836円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 PBR1.31倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:17,800円~18,800円

更新日 2015年10月18日 株・個人投資家の喫茶店

2015年10月11日日曜日

2015年10月13日~10月16日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2015年10月9日
先週の日経平均は大幅に反発。雇用統計が大幅に下振れたことでアメリカの早期利上げ観測が後退し世界的な株の買い戻しが続いた。日本もリバランスやロング・ショートのアンワインドなど、直近売られすぎた銘柄を買い戻す動きが加速した。日経平均は週ベースで713.54円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。アメリカの利上げ先送り観測から世界的な株の買い戻し相場が続いており、東証の空売り比率も9月29日の43.4%から34%へ約10%急減した。なりふり構わぬ買い戻しはピークを過ぎたと思われるが、日本は追加緩和期待と郵政上場に向けた管理相場の色彩が強くなっており、下値は売り込みづらくなっている。200日移動平均に近づくとさすがに上値は重くなりそうだが下値も堅そうだ。リスク要因としては中東の地政学リスクの再燃。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目18,500円、週足基準線18,927円、200日移動平均19,129円。下値サポートとしては、週足雲上限18,169円、心理的節目18,000円、25日移動平均線17,973円、日足基準線17,839円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.82倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:17,800円~18,800円

更新日 2015年10月11日 株・個人投資家の喫茶店

2015年10月4日日曜日

2015年10月5日~10月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート 2015年10月2日
先週の日経平均は続落。週明けに配当落ちを埋められず、火曜日は中国不安やオイルマネーの引き上げ観測を受け17,000円割れまで売り込まれた。その後は欧米市場が落ち着きを取り戻したことや、日銀の追加緩和期待から買い戻しが優勢になり17,000円後半まで持ち直した。日経平均は週ベースで155.38円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開が継続か。週末の米雇用統計は市場予想を大幅に下回ったことで売りが先行したが、その後は年内の利上げが難しくなったとして大きく切り返す展開となった。円高が進まなかったことから週明けは東京市場も買いが先行しそうだ。また、7日の日銀決定会合での追加緩和の可能性も多少出てきているので、週初は買い戻しを巻き込み18,000円を超えてくる展開が見込まれる。ただ、外部環境は不安定で追加緩和が見送られた場合には反動安も懸念される。上には荷物が多いが日足基準線の18,047円を越えてくれば、18,500円ぐらいまではすんなりと戻る可能性がある。下は先週の急落時にサポートとなった週足雲下限レベル(16,946円)が当面の下値目処。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限18,023円、日足基準線18,047円、200日移動平均19,108円。下値サポートとしては、心理的節目17,500円、心理的節目17,000円、週足雲下限16,946円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.11倍 PBR1.26倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:17,400円~18,400円

更新日 2015年10月4日 株・個人投資家の喫茶店