2015年10月4日日曜日

2015年10月5日~10月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート 2015年10月2日
先週の日経平均は続落。週明けに配当落ちを埋められず、火曜日は中国不安やオイルマネーの引き上げ観測を受け17,000円割れまで売り込まれた。その後は欧米市場が落ち着きを取り戻したことや、日銀の追加緩和期待から買い戻しが優勢になり17,000円後半まで持ち直した。日経平均は週ベースで155.38円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開が継続か。週末の米雇用統計は市場予想を大幅に下回ったことで売りが先行したが、その後は年内の利上げが難しくなったとして大きく切り返す展開となった。円高が進まなかったことから週明けは東京市場も買いが先行しそうだ。また、7日の日銀決定会合での追加緩和の可能性も多少出てきているので、週初は買い戻しを巻き込み18,000円を超えてくる展開が見込まれる。ただ、外部環境は不安定で追加緩和が見送られた場合には反動安も懸念される。上には荷物が多いが日足基準線の18,047円を越えてくれば、18,500円ぐらいまではすんなりと戻る可能性がある。下は先週の急落時にサポートとなった週足雲下限レベル(16,946円)が当面の下値目処。

日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限18,023円、日足基準線18,047円、200日移動平均19,108円。下値サポートとしては、心理的節目17,500円、心理的節目17,000円、週足雲下限16,946円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.11倍 PBR1.26倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:17,400円~18,400円

更新日 2015年10月4日 株・個人投資家の喫茶店