2016年3月27日日曜日

2016年3月28日~4月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年3月25日
先週の日経平均は反発。連休中に米国株が続伸したことで月曜日は300円を超える大幅高となったが、その後はイースター休暇を前に外国人のフローが減り薄商いのなか方向感のない展開が続いた。ただ、米金融当局者のタカ派発言を背景としたドルの買い戻しが継続し、週末にドル円が113円に下落すると再び買いが優勢となり17,000円台を回復した。日経平均は週ベースで277.94円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開か。アメリカは4月の追加利上げ観測も台頭してきているが、今のところ原油も株も下げていないので、円安になった分だけ日本株にはプラスになっている。この流れが今週も続くのか否か引き続きFRB関係者の発言に注意したい。日経平均は火曜日に130円ほど配当分が落ちるものの、クジラなどが月末に向け露骨な買い支えを展開するので底堅く推移すると思われる。北朝鮮の最後通告は、いつもの虚仮威しだと思われるが、朝鮮半島の地政学リスクも一応考慮。日経平均の上値メドは心理的節目の17,500円、2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限レベル17,741円。下値はSQ値の16,586円、日足基準線16,522円。

日経平均の上値抵抗としては、月足基準線17,419円、日足雲上限17,434円、心理的節目17,500円、週足雲下限17,741円。下値サポートとしては、SQ値16,586円、日足基準線16,522円、心理的節目16,500円、日足雲下限16,184円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.85倍 PBR1.15倍 予想配当利回り1.80%

今週の予想レンジ:16,500円~17,500円

更新日 2016年3月27日 株・個人投資家の喫茶店

2016年3月20日日曜日

2016年3月22日~3月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年3月18日
先週の日経平均は続落。週明けこそ300円近い大幅高となったが、その後は日銀金融政策決定会合、FOMCを経てドル安円高が進行したことで、世界的なリスクオンの流れにのれず軟調な展開となった。日経平均は週ベースで-214.06円の下落。

今週の株式市場は、為替相場を睨みながら神経質な展開か。NYダウ・S&P500は年初の下げを取り戻しプラス圏に浮上したが、日本株は想定以上に円高が進んだことで大きく出遅れた状態になっている。出遅れていると言っても、あくまで相対的なものであり、111円台の円高を考慮すれば、現状の16,700円でも高過ぎることが悩ましい。ドル円が115円に向かうのであれば、世界的なリスクオンの流れに乗り週足雲下限レベル17,741円まで戻ってもおかしくないが、110円を割れるようなドル安(円高)になれば、GPIFや日銀が買い支えても早晩16,000円台を維持するのは難しくなるだろう。ただ、今週はそれほど重要な経済指標もなく、政策期待や配当取りが下値を支えてくれそうだ。ちなみに今年の権利付き最終日は3月28日となる。日経平均の上値メドは心理的節目の17,500円、2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限レベル17,741円。下値はSQ値の16,586円、心理的節目の16,000円。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、月足基準線17,419円、日足雲上限17,439円、週足雲下限17,741円。下値サポートとしては、SQ値16,586円、日足雲下限16,526円、心理的節目16,500円、日足基準線16,078円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.25倍 PBR1.13倍 予想配当利回り1.82%

今週の予想レンジ:16,250円~17,500円

更新日 2016年3月20日 株・個人投資家の喫茶店

2016年3月13日日曜日

2016年3月14日~3月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表チャート(日足)2016年3月11日
先週の日経平均は小幅に反落。ドル円が再び112円台で推移するなど為替相場が重しとなり、水曜日まで3日続落となった。ただ、買い戻しがまだ続いていることや、下値ではGPIFの買いなどが支えとなり下値は堅かった。週末にはECB理事会を経て動きが荒くなったが、売りの勢いは弱かった。日経平均は週ベースで-75.91円の下落。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。週末の欧米株が大幅に反発したことを受け週明けは買いが先行しそうだ。先物は3月配当(130円~140円)が落ちた状態になっているので、現物の月曜日の寄り付きは17,180円程度が予想される。今週は14日~15日には日銀金融政策決定会合、15日~16日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。政策はどちらも現状維持だと思われるが、ドラギ発言で市場が過剰反応したようにマーケットはまだ不安定なので、会見でのコメントには注意したい。バリュエーション面での割高感は否めないが、GPIFなどが3月末に向け買いを強めているので、原油価格の急落など再び極端なリスクオフにならなければ下値は限定的と見る。上値は2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限レベル17,741円、下値はSQ値の16,586円。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限17,422円、月足基準線17,419円、週足雲下限17,741円、日足雲上限18,015円。下値サポートとしては、SQ値16,586円、心理的節目16,500円、日足転換線16,450円、日足基準線16,038円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER15.46倍 PBR1.14倍 予想配当利回り1.82%

今週の予想レンジ:16,500円~17,750円

更新日 2016年3月13日 株・個人投資家の喫茶店

2016年3月6日日曜日

2016年3月7日~3月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年3月4日
先週の日経平均は続伸。WTI原油先物価格が直近安値から4割ほど戻し、米国株もリセッション懸念が後退したことで年初からの下げをほぼ回復した。日本株も世界的なリスクオフの巻き戻しの流れにのり、17,000円台を回復した。日経平均は週ベースで826.37円の上昇。

今週の株式市場は、引き続き戻りを試す展開か。2月1日の高値17,905円から12日の安値14,865円の61.8%戻しである16,744円も超えチャートは強気に転換している。目先は日足雲下限17,286円、月足基準線17,419円だが、ショートカバーが強まれば、2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限17,741円レベルがターゲットとなる。

ユーロ圏では10日にECB政策理事会が開催される。既にドラギ総裁は追加緩和に踏み切ることを示唆しており、ドラギ・マジックとなるか、前回同様ドラギ・ショックとなるか、その動向が注目される。更に翌週には日銀決定会合、FOMCとイベントが目白押しで、どちらのイベントも今のところ買い戻し方向に働きそうだ。為替水準と比較すると日本株はかなり割高になっており、日銀の追加緩和期待で円安が進まないと買いづらい。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限17,286円、月足基準線17,419円、週足雲下限17,741円。心理的節目16,500円日足基準線16,385円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.64倍 PBR1.16倍 予想配当利回り1.81%

今週の予想レンジ:16,500円~17,750円

更新日 2016年3月6日 株・個人投資家の喫茶店