2016年3月20日日曜日

2016年3月22日~3月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年3月18日
先週の日経平均は続落。週明けこそ300円近い大幅高となったが、その後は日銀金融政策決定会合、FOMCを経てドル安円高が進行したことで、世界的なリスクオンの流れにのれず軟調な展開となった。日経平均は週ベースで-214.06円の下落。

今週の株式市場は、為替相場を睨みながら神経質な展開か。NYダウ・S&P500は年初の下げを取り戻しプラス圏に浮上したが、日本株は想定以上に円高が進んだことで大きく出遅れた状態になっている。出遅れていると言っても、あくまで相対的なものであり、111円台の円高を考慮すれば、現状の16,700円でも高過ぎることが悩ましい。ドル円が115円に向かうのであれば、世界的なリスクオンの流れに乗り週足雲下限レベル17,741円まで戻ってもおかしくないが、110円を割れるようなドル安(円高)になれば、GPIFや日銀が買い支えても早晩16,000円台を維持するのは難しくなるだろう。ただ、今週はそれほど重要な経済指標もなく、政策期待や配当取りが下値を支えてくれそうだ。ちなみに今年の権利付き最終日は3月28日となる。日経平均の上値メドは心理的節目の17,500円、2月1日~2日にアイランドリバーサルになっている週足雲下限レベル17,741円。下値はSQ値の16,586円、心理的節目の16,000円。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、月足基準線17,419円、日足雲上限17,439円、週足雲下限17,741円。下値サポートとしては、SQ値16,586円、日足雲下限16,526円、心理的節目16,500円、日足基準線16,078円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.25倍 PBR1.13倍 予想配当利回り1.82%

今週の予想レンジ:16,250円~17,500円

更新日 2016年3月20日 株・個人投資家の喫茶店