先週の日経平均は反落。米国株は史上最高値圏で堅調に推移したが、日本株はドル円が再び100円を割れる場面もあり、薄商いのなか冴えない展開だった。日経平均は週ベースで374.1円の下落。
今週の株式市場は揉み合いか。ドル円が100円を割れても16,500円前後を保っていられるのは日銀のETF買いのおかげと言えるが、歪な相場で買いでも売りでも参加しづらい相場環境となっている。世界的に株式市場のボラが縮小傾向にあり、まだ暫らく16,000円~17,000円でのボックスが続くかもしれないが、動き出した時は上下に思わぬ値幅が出ることにも注意したい。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、月足転換線17,438円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足基準線16,432円、週足基準線16,239円、日足雲上限16,218円、日足雲下限15,811円など。
東証1部全銘柄 予想PER14.55倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り1.97%
今週の予想レンジ:16,000円~17,000円
更新日 2016年8月21日 株・個人投資家の喫茶店