2016年10月30日日曜日

2016年10月31日~11月4日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年10月28日
先週の日経平均は続伸。米国の企業業績は概ね好調なものの、年内の利上げ観測が強まったことで長期金利が上昇し、株式市場は高値圏での揉み合いとなっている。日本株にとっては米国株が崩れず円安に振れた分だけプラスになており、週を通して堅調な推移を続けた。日経平均は週ベースで261.82円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。心理的節目の17,500円や月足基準線17,741円などのテスト局面には変わりないが、さすがに株価の割高感は否めず次第に上値は重くなりそう。下は長らくレジスタンスだった17,000円割れが目先のサポートに変わっており、日銀のETF買いも引き続き強力な下支え要因になっている。積極的な買いも売りも入ってこない環境が継続しそうなので指数は膠着感を強めそうだが、個別の決算プレーは激しくなりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,500円、4月25日高値17,613円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、日足転換線17,153円、心理的節目17,000円、週足雲下限16,991円、日足基準線16,873など。

東証1部全銘柄 予想PER15.66倍 予想PBR1.23倍 予想配当利回り1.80%

今週の予想レンジ:16,800円~17,700円

更新日 2016年10月30日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月23日日曜日

2016年10月24日~10月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年10月21日
先週の日経平均は反発。週前半は小動きだったが、下がらない相場と見たのか木曜日に仕掛け的な買いが入り、節目の17,000円を抜け買い戻しが活発になった。日経平均は週ベースで328.22円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。17,000円から上は個人的には物凄く割高に感じるが、チャート的には上に抜けてきたので今後本格化する決算発表に注目が集まる。改めて現状の悪さを認識することになるのか、悪材料出尽くしで買い戻しが活発になるのか。さえない決算を嫌気し下がった場合も、何しろまだ日銀のETFの購入枠が2兆7千億円も残っているので、ファンダメンタルズ無視の下支え効果を発揮しそうだ。本日、日経の滝田編集委員が「泣く子と日銀には勝てぬ」と言う記事を書いていたが、まさにそんな相場。上は5月31日高値17,251円、心理的節目の17,500円、月足基準線17,741円などがレジスタンスで、下は日足雲上限16,809円、日足基準線16,787円などが目先のサポート。

日経平均の上値抵抗としては、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円、月足基準線17,741円。下値サポートとしては、週足雲下限16,991円、日足雲上限16,809円、日足基準線16,787円、週足基準線16,239円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.30倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.83%

今週の予想レンジ:16,600円~17,500円

更新日 2016年10月23日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月16日日曜日

2016年10月17日~10月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年10月14日
先週の日経平均は揉み合い。週明けは原油高やヒラリー・クリントン氏の優勢報道などから三桁の上昇となったが、その後はアルコアが発表した四半期決算が市場予想を下回ったことで米国株がさえない動きとなり、日本株も方向感の無い展開となった。日経平均は週ベースで3.72円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。10月に入ってから東証1部の売買代金が2兆円を超える日がなく、相変わらずの薄商い状態。今週も基本的に17,000円の攻防でコメントは先週と同じなので省略。上は心理的節目の17,000円、5月31日高値17,251円などがレジスタンスで、下は日足雲上限16,526円、週足基準線レベルの16,250円が目先のサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足基準線16,721円、日足雲上限16,526円、週足基準線16,239円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.07倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:16,500円~17,250円

更新日 2016年10月16日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月9日日曜日

2016年10月11日~10月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年10月7日
先週の日経平均は反発。ドル円が一時104円台まで下落したことや、米国株もそれなりに持ち堪えていることで週を通して買いが優勢だった。日経平均は週ベースで410.25円の上昇。

今週の株式市場は方向感のない展開か。8月から9月にかけての戻り過程に似ており、累積出来高の多い17,000円前後で足踏み状態となっている。上に抜ける可能性もないとは言えないが、日銀が買い支えていたせいもあり、17,000円から上は株価的にも早くも割高感がでてくる水準なので、外国人の動きも鈍く、ドル円が105円を超えてくるような動きにならなければ上値は限定的だと思われる。上は心理的節目の17,000円や5月31日高値17,251円などがレジスタンスで、下は日足雲上限16,526円や週足基準線レベルの16,250円が目先のサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円、心理的節目17,500円。下値サポートとしては、日足基準線16,721円、日足雲上限16,526円、週足基準線16,239円、心理的節目16,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.12倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:16,250円~17,250円

更新日 2016年10月9日 株・個人投資家の喫茶店

2016年10月2日日曜日

2016年10月3日~10月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年9月30日
先週の日経平均は304.18円の反落。好材料としてはOPECの非公式会合での減産合意やヒラリー・クリントン候補の優勢報道などがあったが、再びドイツ銀行の財務不安が再燃し世界的に方向感のない展開だった。9月の日本株は合計1兆円近い日銀のETF買いが下値を支えた。

今週の株式市場は揉み合いか。ドイツ銀行に関しては、当初見込みよりも低い制裁金でアメリカ司法省と合意が近いとの報道で週末は反発したが引き続き注意を要する。アメリカ大統領選挙まで大きなイベントはなく、ドイツ銀行の問題が沈静化すれば世界的に再び低ボラ相場に戻りそう。上は週足雲下限レベルの16,750円が目先のレジスタンスで、下は週足基準線レベルの16,250円がサポート。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限16,565円、日足基準線16,721円、週足雲下限16,759円、心理的節目17,000円、5月31日高値17,251円。下値サポートとしては、週足基準線16,239円、心理的節目16,000円、日足雲下限15,904円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.82倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り1.89%

今週の予想レンジ:16,000円~17,000円

更新日 2016年10月2日 株・個人投資家の喫茶店