先週の日経平均は反発。正月休み中、海外株式市場は堅調に推移し、為替も円安基調を維持していたことから、大発会は500円近い大幅上昇となった。その後はFOMC議事録でドル高リスクが指摘されたことや、トランプ氏のトヨタ批判などを受け115円前半まで円高に振れたことで上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで339.96円の上昇。
今週の株式市場はボラタイルな展開か。材料としてはトランプ氏の11日の記者会見に注目が集まる。今のところアメリカの経済も株価も好調なので、直接為替相場に言及するような発言はないと思われるが、保護主義的な発言が強まるようだと日本株にはネガティブ要因となる。週末にはオプションSQが控えており、目先19,500円が攻防ラインだが、仕掛けが入るなら節目の少ない上方向か。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,303円、日足基準線18,921円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。
東証1部全銘柄 予想PER17.39倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.64%
今週の予想レンジ:19,250円~20,000円
更新日 2017年1月8日 株・個人投資家の喫茶店