先週の日経平均は反発。週前半は、NYダウ・S&P500が揃って史上最高値を更新し、為替の円安基調も追い風に20,000円台を回復。その後は狭いレンジでの揉み合いとなったが、終値で5日連続20,000円台を維持するなど上値は重いが下値も堅い展開だった。日経平均は週ベースで189.41円の上昇。
今週の株式市場は揉み合いか。積極的に買い上げる材料には乏しいが、米国株は史上最高値圏で為替も円安基調が続いていることから売る理由もない状態となっている。上は心理的節目の20,500円、下は日足基準線19,907円が目先のレジスタンスとサポートだが、日米とも高値安定でレバレッジも高くなっているので、突発的な悪材料が出ると思わぬ値幅が出ることには注意しておきたい。予想レンジは4週連続で据え置きとする。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,907円、心理的節目19,500円、75日移動平均19,429円、日足雲上限19,418円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.67%
今週の予想レンジ:19,600円~20,500円
更新日 2017年6月25日 株・個人投資家の喫茶店