先週の日経平均は反発。週明けは「建国記念日」に合わせた北朝鮮によるミサイル発射などの新たな挑発行為がなかったことで、リスクオフポジションの巻き戻しが入った。その後も米国の主要3指数が連日で史上最高値を更新している流れを受け、日本株も週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで634.68円の上昇。
今週の株式市場は上値の重い展開か。先週は北朝鮮の新たな挑発行為や大型ハリケーンの影響が当初の予想より軽微にとどまったことで、米国株が連日で史上最高値を更新した。日本株は高水準な空売り残を背景に買い戻しが進んだ。ただ、買い戻しにも一巡感が出てきており、累積出来高の多い2万円前後からは上値が重くなると予想される。レジスタンスは心理的節目の20,000円や年初来高値の20,318円。サポートとしては日足基準19,586円や200日移動平均線19,443円が意識される。
日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限19,944円、心理的節目20,000円、年初来高値20,318円。下値サポートとしては、日足雲下限19,908円、日足基準線19,586円、200日移動平均19,443円、心理的節目19000円など。
東証1部全銘柄 予想PER15.72倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.62%
今週の予想レンジ:19,500円~20,200円
更新日 2017年9月17日 株・個人投資家の喫茶店