2018年6月24日日曜日

2018年6月25日~6月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月22日
先週の日経平均は反落。米国が中国に追加関税を課すると発表すると中国も報復措置を打ち出し、米中の貿易摩擦の激化が世界経済を冷やすとの懸念が広がった。ただ、ナスダック指数は史上最高値を更新し、日本は下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、為替も比較的安定していたことから、マイルドな下げにとどまった。日経平均は週ベースで334.92円の下落。

今週の株式市場は反発か。米国と中国の通商問題が上値を抑制するのは避けられないが、関税発動期限まではまだ時間があるので、米中とも落とし所を探り、ポジティブなニュースが出れば買い戻しが入りそうだ。国内では株主総会がピークを迎え、株主還元策などに注目が集まる。

上は日足雲上限22,589円、心理的節目23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足基準線22,491円、心理的節目22,000円、日足雲下限21,650円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.06倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2018年6月24日 株・個人投資家の喫茶店

2018年6月17日日曜日

2018年6月18日~6月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月15日
先週の日経平均は続伸。米朝首脳会談は、あまり中身はなかったが想定内の内容で相場への影響は限定的だった。中銀イベントに関しては、FOMCはタカ派的、ECB理事会はハト派的な内容となり、市場予想と若干乖離は出てたものの、株式市場のボラは限定的なものにとどまった。大きな波乱もなかったが、米中貿易摩擦の懸念などを背景に上値は抑制された。日経平均は週ベースで157.25円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開か。重要イベントを通過したことで純粋にファンダメンタルズに目が向きそうだ。為替が安定していれば好調な米国経済を背景に強含みで推移する週になりそうだが、米国の通商政策リスクが上値を抑制しそうだ。米国は中間選挙を控えトランプ氏の日本に対する風当たりが徐々に強まる可能性もリスク要因。上は心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足基準線22,491円、日足雲上限22,214円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER15.42倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.62%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2018年6月17日 株・個人投資家の喫茶店

2018年6月10日日曜日

2018年6月11日~6月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月8日
先週の日経平均は反発。週明けはイタリアやスペインの政局不安が落ち着き欧州株が全面高となったことや、5月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が22万3000人増と、市場予想の19万人増を上回ったことを受け、日経平均も300円を超える上昇となった。週末にかけては重要イベントを控え利益確定売りも出たが、週を通して堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで523.15円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。内外で金融政策会合、外交面では米朝首脳会談が開かれる。どちらも波乱はないと思われるので、イベント通過で買い材料になる可能性の方が高い。ただ、その辺はマーケットも事前に織り込んでいそうなので、中立からやや強めに推移すると予想。上は心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は日足基準線22,491円、心理的節目22,000円、日足雲上限21,994円、日足雲上限21,457円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.35倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:22,250円~23,250円

更新日 2018年6月10日 株・個人投資家の喫茶店

2018年6月3日日曜日

2018年6月4日~6月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年6月1日
先週の日経平均は反落。イタリアやスペインの政局不安を背景に欧州株が売られたことや、トランプ政権が関税の適用を一時的に猶予してきたEU、カナダ、メキシコに対して6月1日から鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を上乗せすると発表したことを受け、米国の保護貿易主義が世界景気を冷やすとの観測から日本株も軟調な推移となった。日経平均は週ベースで279.44円の下落。

今週の株式市場は、波乱含みの展開か。週末の米雇用統計が市場予想を上回り米国株が反発した流れを受け、週明けは買いが先行しそうだ。ただ、イタリアの政局不安、米国の保護貿易主義の高まり、米朝首脳会談の行方などリスク要因も多く、不安定な動きが今週も継続する可能性が高い。上は日足基準線22,491円、心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円などが目先のレジスタンス。下は心理的節目22,000円、日足雲上限21,665円、日足雲上限21,424円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER15.08倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:21,800円~22,800円

更新日 2018年6月3日 株・個人投資家の喫茶店