先週の日経平均は続落。週明けは米国とトルコの関係悪化を背景としたトルコリアの下落が止まらず、440円安と大きく続落しての始まりとなった。翌日はトルコリラ安が一服したことを受け、一転498円高の大幅反発となったが、日本株にはショート・カバー以上の買いは入らず、その後は週末まで方向感のない展開となった。日経平均は週ベースで27.7円の下落。
今週の株式市場は、反発も上値の重い展開か。米中の通商交渉再開は好材料だが、それほど簡単に事態が終息するとも思えず、次回に持ち越しとなった日米の通商交渉も予断を許さない状況であることから上値は抑制されそうだ。200日線割れの状態が続いているので、ここは早々に回復しておきたいところ。
上は200日移動平均線22,397円、日足基準線22,400円、心理的節目23,000円、2月5日の窓埋め23,122円などがレジスタンス。下は日足雲上限22,256円、日足雲下限22,065円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER14.47倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.76%
今週の予想レンジ:21,750円~22,750円
更新日 2018年8月19日 株・個人投資家の喫茶店