先週の日経平均は続落。週明けは上海株の急落や、国内が連休中にドル円が113円前半まで円高に振れたことで売り先行での始まりとなった。木曜日には米長期金利の上昇、米中貿易摩擦の長期化、IMFによる世界経済見通しを引き下げなどを受け、米国株が急落し、日経平均も一時1,000円を超える急落となった。日経平均は週ベースで1089.06円の下落
今週の株式市場は、自律反発もボラタイルな展開が継続か。先週の急落で9月7日をボトムとした上昇相場をほぼ帳消しにした。日米とも200日移動平均線で下げ渋る動きを見せており、ここをサポートに出来るかが焦点となる。ファンダメンタルズは悪くないが、ボラティリティーが落ち着くまでは腰の入った買いは見送られそう。
上は心理的節目の23,000円、日足基準線23,310円、心理的節目の23,500円がレジスタンス。下は日足雲上限22,573円、200日移動平均線22,507円、日足雲下限22,247円、心理的節目の22,000円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER14.45倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.77%
今週の予想レンジ:22,250円~23,250円
更新日 2018年10月14日 株・個人投資家の喫茶店