先週の日経平均は小幅に続伸。週明けはクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が早期の米中の貿易合意に否定的な見方を示したことで300円を超える下落となった。注目の米中間選挙は、上院は共和党、下院は民主党が制するほぼ予想通りの結果となったことを受け、買い戻しが優勢となったが、日本株の戻りは鈍かった。日経平均は週ベースで6.59円の上昇。
今週の株式市場は、揉み合いか。重要イベントを通過し、再び景気や企業業績などファンダメンタルズに目が向くことになる。PERから見た割安感が株価を支えそうだが、中間選挙を通過してもトランプ大統領の対外強硬姿勢は変わらないでしょうし、日本株は22,500円前後は累積出来高が多く、通商協議でポジティブな進展がないと上に抜けていくのは難しそう。
東証1部全銘柄 予想PER14.06倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.82%
今週の予想レンジ:21,750円~22,750円
更新日 2018年11月11日 株・個人投資家の喫茶店