2018年12月9日日曜日

2018年12月10日~12月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2018年12月7日
先週の日経平均は反落。米中首脳会談は、事前予想通り中国製品への追加関税引き上げを90日間猶予する穏当な結果となった。これを受け週明けは日米とも買い戻しが優勢となった。ただ、その後に米債の逆イールド発生、トランプ大統領のタリフ・マン発言、ファーウェイ幹部の逮捕が嫌気され、先週の上昇をほぼ吐き出す形となった。日経平均は週ベースで672.38円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。米中通商問題は一旦休戦かと思った矢先、ファーウェイ幹部の逮捕が明らかになり、米中対立の長期化懸念は今週もマーケットの重しとなろう。英国のEU離脱に関しては、離脱案が英議会で否決された場合、マーケットは多少荒れそうだが、EU側が離脱を延期する可能性もあり影響は限定的か。上は戻っても22,500円ぐらいで、下は10月26日安値20,917円がサポート。

上は日足基準線21,971円、日足雲下限22,266円、200日移動平均線22,309円、週足基準線22,710円、日足雲上限22710円がレジスタンス。下は週足雲下限21,684円、10月26日安値20,917円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.67倍 予想PBR1.20倍 予想配当利回り1.88%

今週の予想レンジ:21,000円~22,500円

更新日 2018年12月9日 株・個人投資家の喫茶店