先週の日経平均は反発。週明けは堅調な雇用統計やパウエルFRB議長がバランスシートの縮小などについて「必要とあれば変更することをためらわない」と述べたことが好感され大幅反発での始まりとなった。米利上げ観測の後退を受け円高が重荷となったものの、堅調な米国株市場に支えられ、日経平均は週ベースで797.74円の上昇となった。
今週の株式市場は戻りを試す展開か。米利上げ観測の後退を受け買い戻しが継続しそうだ。今週も円高が上値を抑制しそうだが、当面バランスシートの縮小をFRBが継続することもあり、極端な円高に振れる可能性も低いだろう。
上は日足基準線20,823円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は心理的節目20,000円、心理的節目19,500円、12月26日安値18,948円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER12.97倍 予想PBR1.14倍 予想配当利回り2.06%
今週の予想レンジ:19,500円~21,000円
更新日 2019年1月14日 株・個人投資家の喫茶店