先週の日経平均は続伸。週前半は方向感のない展開だったが、為替の円安基調や中国の景気対策期待、週末には通信社がムニューシン米財務長官が対中追加関税の一部もしくは全ての撤回を提案していると伝えたことで、米中貿易摩擦への懸念が後退し、堅調な展開となった。日経平均は週ベースで306.37円上昇。
今週の株式市場は、引き続き戻りを試す展開か。中国の景気対策期待や米中貿易摩擦への懸念が後退していることでリスクオンが継続しそうだ。米国次第ではあるが、日経平均は日足基準線を上抜けたことで、心理的節目の21,000円が意識される。あとは商いが伴ってくるかどうか。
上は心理的節目21,000円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は日足基準線20,409円、心理的節目20,000円、心理的節目19,500円、12月26日安値18,948円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER13.30倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.02%
今週の予想レンジ:20,000円~21,250円
更新日 2019年1月20日 株・個人投資家の喫茶店