先週の日経平均は反落。中国の李克強首相が景気刺激策の継続を発表したことや、新華社通信が米中貿易交渉で実質的な進展があったと報じたことで続伸して始まったが、その後は特段材料もなく、FOMCを控え様子見ムードが強まった。日経平均は週ベースで176.49円の下落。
今週の株式市場は、揉み合いか。FRBが市場が想定していたよりもハト派姿勢を示したことで、世界的な過剰流動性相場への期待が高まっているが、米国債のイールドカーブが再び逆転したこや、世界経済の減速を示す経済指標が相次いでいることから、方向感が定まりにくい展開が続きそうだ。日本は26日が権利付き最終売買日で配当落ち分は約170円となる。予想レンジは先週と同じとする。
上は週足基準線21,698円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,316円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足基準線21,356円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,722円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER14.13倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.94%
今週の予想レンジ:21,000円~22,000円
更新日 2019年3月24日 株・個人投資家の喫茶店