先週の日経平均は反発。米中首脳会談が4月以降に延期されるとの報道もあったが、パウエルFRB議長がテレビ番組で利上げを「急ぐ必要はない」と述べたことなどが好感され、米国株が堅調に推移したことで買いが優勢となった。日経平均は週ベースで425.29円の上昇。
今週の株式市場は、揉み合いか。米中通商協議に対する期待感の一服は上値の重しとなりそうだが、米国の金融政策の緩和状態継続が支えとなり、やや強含みで推移しそうだ。ただ、米中通商協議に関しては、早期合意を織り込んで上昇してきただけに、これ以上ネガティブなニュースが出ると売りが加速する恐れがあるで注意が必要。
上は週足基準線21,698円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,171円、週足雲上限22,535円がレジスタンス。下は心理的節目21,000円、日足基準線21,087円、日足雲上限20,823円、日足雲下限20,402円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER14.02倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り1.98%
今週の予想レンジ:21,000円~22,000円
更新日 2019年3月17日 株・個人投資家の喫茶店