先週の日経平均は3週続伸。米国株の上昇や為替の円安基調を受け週明けから買いが先行。中国景気の底入れ期待や、節目の22,000円を抜けたことで売り持ちを買い戻す動きが指数を押し上げた。日米通商交渉に関しては、懸案事項がすべて先送りされたことで材料にならなかった。日経平均は週ベースで330円の上昇。
今週の株式市場は揉み合いか。大型連休を控えポジション調整の売買が中心となり、方向感のない展開となりそうだ。先週上抜けた200日移動平均線(21,880円)をサポートに、昨年長らく揉み合ったボックスの中心値である22,500円前後が目先のレジスタンスとして意識される。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲下限22,397円、心理的節目22,500円、週足雲上限22,710円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、200日移動平均線21,880円、日足基準線21,628円、日足雲上限21,243円など。
東証1部全銘柄 予想PER14.20倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.93%
今週の予想レンジ:21,500円~22,500円
更新日 2019年4月21日 株・個人投資家の喫茶店