先週の日経平均は反発。週明けは北京で開催された閣僚級の米中貿易交渉が順調に終わったことを受け上昇しての始まりとなった。その後もフィナンシャル・タイムズが「米中両国の最終合意が間近となっている」と報じたことで日米とも堅調な推移となった。日経平均は週ベースで601.69円の上昇。
今週の株式市場は揉み合いか。米中通商協議の最終合意が近づいていることや、世界景気も一部で持ち直しの動きが出ていることから、底堅く推移しそうだ。ただ、混迷する英国のEU離脱問題などを警戒する向きも多く、上値も限定的だろう。
日経平均の上値抵抗としては、年初来高値21,860円、心理的節目22,000円、週足雲下限22,397円。下値サポートとしては、日足基準線21,385円、週足基準線21,268円、日足雲上限21,181円、心理的節目21,000円など。
東証1部全銘柄 予想PER14.22倍 予想PBR1.23倍 予想配当利回り1.93%
今週の予想レンジ:21,500円~22,250円
更新日 2019年4月7日 株・個人投資家の喫茶店