先週の日経平均は続伸。週明けは米中閣僚級通商協議が部分合意に達したことで買い先行の始まりとなった。その後も、売り方の踏み上げに短期筋が買いをぶつけるショート・スクイーズで上げ幅を拡大し、日経平均は年初来高値を更新した。日経平均は週ベースで693.81円の上昇。
今週の株式市場は揉み合いか。売り方の買い戻しも一服しつつあり、短期的過熱感のスピード調整から上値の重い展開を予想する。先物に買い仕掛けが入れば上に飛びやすい状況に変わりないが、米中貿易摩擦や英国のEU離脱に関する不透明感が上値を抑制。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,500円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、週足雲上限21,698円、日足基準線21,404円、週足基準線21,380円、200日移動平均線21,227円。
東証1部全銘柄 予想PER14.25倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り2.00%
今週の予想レンジ:22,000円~23,000円
更新日 2019年10月20日 株・個人投資家の喫茶店