先週の日経平均は反発。中東情勢の緊迫化を受け一時節目の23,000円を割り込む場面もあったが、イランがイラクの米軍駐留基地に人的被害がでないよう自制した報復を行い、米国もそれに対し軍事的報復をしなかったことで最悪の事態は回避され買いが優勢となった。日経平均は193.95円の上昇。
今週の株式市場は、揉み合いか。米国とイランの対立は沈静化に向かっているが火種は燻ったままで様子見ムードが強まりやすい。15日にはワシントンで米中貿易協議の第1段階の部分合意の署名が行われるが、特に材料視されることもないだろう。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目24,000円、2018年高値24,448円。下値サポートとしては、日足基準線23,521円、日足雲上限23,162円、心理的節目23,000円、心理的節目22,500円。
東証1部全銘柄 予想PER16.26倍 予想PBR1.26倍 予想配当利回り1.86%
今週の予想レンジ:23,250円~24,250円
更新日 2020年1月12日 株・個人投資家の喫茶店