先週の日経平均は反発。新型肺炎の治療薬報道、好調な米国経済指標、中国政府が米国からの一部輸入品の関税引き下げを発表するなどの好材料を受け、ショートが買い戻しを余儀なくされ日米とも堅調な展開となった。日経平均は週ベースで622.8円の上昇。
今週の株式市場は上値の重い展開か。先週はショート・カバー中心に大きな上昇となったが、新型肺炎の収束に目処が立たず実体経済への影響が上値を抑制しそうだ。バブル的に上昇する米国株の動向しだいで荒れた展開も想定される。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目24,000円、昨年10月2日高値24,448円。下値サポートとしては、日足雲上限23,739円、日足基準線23,445円、日足雲下限23,070円、心理的節目23,000円、心理的節目22,500円。
東証1部全銘柄 予想PER16.13倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り1.90%
今週の予想レンジ:23,000円~24,000円
更新日 2020年2月9日 株・個人投資家の喫茶店