先週の日経平均は反落。新型肺炎の感染者数の増加は近いうちにピークアウトするとの見方から、米国株主要3指数がそろって史上最高値を更新。日本株も連れ高する場面もあったが、週末にかけ中国で新型肺炎の死者と感染者数の急増が発表され再び軟化した。日経平均は週ベースで140.39円の下落。
今週の株式市場は軟調な展開か。新型肺炎を巡り日本国内でも感染源を追えない「市中感染」が既に広がっている可能性が出てきた。国内感染者数が加速するようだと株式市場もネガティブな影響は避けられない。好調な米国株や中国の景気対策が下値を支えそうだが、中国と地理的に近いこともあり、新型肺炎に終息の兆しが見えるまでは上値は抑制されそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目24,000円、昨年10月2日高値24,448円。下値サポートとしては、日足雲上限23,490円、日足基準線23,445円、日足雲下限23,385円、心理的節目23,000円、心理的節目22,500円。
東証1部全銘柄 予想PER16.16倍 予想PBR1.23倍 予想配当利回り1.93%
今週の予想レンジ:23,000円~24,000円
更新日 2020年2月16日 株・個人投資家の喫茶店