先週の日経平均は反落。米雇用統計を受け米国株が大幅高となった流れを受け、週明けは買いが先行した。週後半はFOMCで目先の材料出尽くしとなり米国株が大幅安となったことや、日本はメージャーSQ前の先物の買い戻しが一巡したこともあり、利益確定売りが優勢となった。日経平均は週ベースで558.25円の下落。
今週の株式市場は、弱含みな展開か。外部環境に大きな変化はないが、踏み上げ的な株価上昇が一旦止まったことで、米国の感染第2波への懸念や米中関係の悪化が蒸し返されやすくなる。もっとも大規模な金融緩和を背景に下値も限定的か。上は心理的節目の23,000円、下は日足基準線や週足雲下限が位置する21,500円レベルが目先のレジスタンスとサポート。
日経平均の上値抵抗としては、週足雲上限22,687円、心理的節目23,000円、年初来高値24,115円。下値サポートとしては、心理的節目22,000円、200日移動平均21,749円、週足雲下限21,519円、日足基準線21,509円、心理的節目21,000円。
東証1部全銘柄 予想PER22.19倍 予想PBR1.19倍 予想配当利回り1.40%
今週の予想レンジ:21,500円~23,000円
更新日 2020年6月14日 株・個人投資家の喫茶店