先週の日経平均は続落。週前半は配当の権利取りや配当の再投資に絡んだ先物買いなどの特殊要因もあり堅調に推移したが、水曜日は第1回米大統領候補者討論会でバイデン氏が優勢との見方から反落。木曜日は東証のシステム障害で終日売買停止となり、週末はトランプ大統領が新型コロナウイルスで陽性となったことが判明し売りが優勢となった。日経平均は週ベースで174.72円の下落。
今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。トランプ大統領が新型コロナに感染し、スタッフにも感染がひろがっていることもあり、選挙への影響はもちろん、政策運営への影響も懸念されることから不安定な展開なろう。トランプ氏の病状は非常に軽いから重いまで情報が錯綜しており、関連ニュースが出るたびにマーケットは上下に振らされそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線23,108円、心理的節目23,500円、心理的節目24,000円、年初来高値24,115円。下値サポートとしては、心理的節目23,000円、日足雲上限22,855円、日足雲下限22,480円、200日移動平均線22,015円。
東証1部全銘柄 予想PER24.67倍 予想PBR1.21倍 予想配当利回り1.73%
今週の予想レンジ:22,500円~23,500円
更新日 2020年10月4日 株・個人投資家の喫茶店