先週の日経平均は3週続伸。コロナワクチンへの期待感から大幅続伸で始まり、火曜日にはファイザーに続きモデルナが、コロナワクチンの臨床試験の初期データで94.5%の有効性が示されたと発表したことで節目の26,000円に乗せる展開となった。週末にかけては高値警戒感や新型コロナの新規感染者数が高止まりしていることが嫌気され利益確定売りが優勢となったが、下値は限定的だった。日経平均は週ベースで141.54円の上昇。
今週の株式市場は、揉み合いか。足元で拡大する感染者数と、ワクチン・治療薬への期待感が綱引きする展開。引き続き高値警戒感は残るものの感染者数の増加にマーケットの反応が鈍いこともあり、底堅い展開が予想される。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目26,000円、年初来高値26,057円。下値サポートとしては、心理的節目25,000円、日足基準線24,502円。
東証1部全銘柄 予想PER26.49倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.68%
今週の予想レンジ:25,000円~26,000円
更新日 2020年11月22日 株・個人投資家の喫茶店