先週の日経平均は反発。注目の米国大統領選挙は結果が決まらないままだったが、上院で民主党が過半数を取れずにトリプルブルーにはならないことがほぼ確定したことで、民主党が掲げる規制や富裕層への増税などの政策リスクが後退し買いが優勢となった。日経平均は週ベースで1348.1円の上昇。
今週の株式市場は、揉み合いか。先週は重要イベント通過によるアク抜けや、ねじれ議会を好感する、いいとこ取りで米国株が上昇し、日本株も年初来高値を更新した。ただ、予想されていたこととは言え、トランプ大統領が激戦州での票の再集計に加え、法定闘争に持ち込む構えを見せており、大統領選の最終決着にはまだ時間がかかる。欧米でのコロナ感染者急拡大と合わせ次第に上値は重くなりそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、2018年高値24,448円、心理的節目24,500、心理的節目25,000。下値サポートとしては、心理的節目24,000円、日足基準線23,668円、日足雲上限23,219円。
東証1部全銘柄 予想PER25.71倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.70%
今週の予想レンジ:23,500円~24,500円
更新日 2020年11月8日 株・個人投資家の喫茶店