先週の日経平均は反発。米国でマーケットの混乱を招いていた個人の投機的な売買が弱まったことや、追加経済対策への期待感から米国株が堅調に推移し、日本株も主要企業の好調な決算を追い風に大幅高となった。日経平均は週ベースで1115.86円の上昇。
今週の株式市場は、上値を試す展開か。今週も米国の追加経済対策の早期成立期待から堅調な展開が継続しそうだ。日経平均は日足基準線をサポートに切り返したことで上昇基調を維持し、今週は29,000円を超える場面も想定される。米国のコロナ新規感染者数は、ピーク時の1/3程度まで減少しているが、コロナの収束はマーケット的には悪材料。米金利上昇の懸念が出れば、ハイテク株は利益確定売りがでやすくなる。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目29,000円、心理的節目29,500円。下値サポートとしては、日足基準線27,950円、心理的節目27,500円、日足雲上限26,867円
東証1部全銘柄 予想PER27.13倍 予想PBR1.37倍 予想配当利回り1.62%
今週の予想レンジ:28,000円~29,250円
更新日 2021年2月7日 株・個人投資家の喫茶店