2021年2月28日日曜日

2021年3月1日~3月5日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2021年2月26日
先週の日経平均は反落。週明けは反発しての始まりとなったが、水曜日には米長期金利の上昇を嫌気し484円の下落となり、翌日はパウエルFRB議長のハト派発言を好感し一転496円の上昇となった。しかし、週末に米長期金利が節目の1.5%を超え、一時1.6%台まで急上昇したことで1,202円の急落となった。日経平均は週ベースで1,051.91円の下落。

今週の株式市場は、米長期金利の動向を睨みながら神経質な動きとなりそうだ。週明けは反発して始まりそうだが、ボラが高止まりすればリスクパリティの動きも継続する。ナイト・セッションの先物は日足基準線29,172円を回復しているので、米長期金利が落ち着きこの水準をサポートにできるかが目先の焦点。今まではいいとこ取りで、経済指標が良くても悪くても株高要因となったが、米経済指標がなまじ良いと金利上昇につながり株安要因となる懸念が出てきた。まずは週明けのISM製造業景況感指数、週末には雇用統計と目が離せない展開が続く。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線29,172円、心理的節目30,000円。2月6日ザラ場高値30,714円。下値サポートとしては、週足転換線28,689円、心理的節目28,000円、日足雲上限27,915円。

東証1部全銘柄 予想PER23.69倍 予想PBR1.34倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:28,000円~30,000円

更新日 2021年2月28日 株・個人投資家の喫茶店