2021年3月28日日曜日

2021年3月29日~4月2日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2021年3月26日
先週の日経平均は反落。週前半は米国で銀行の自己資本比率を規制する「補完的レバレッジ比率(SLR)」の基準を緩める特例措置が延長されなかったことや、日銀が上場投資信託(ETF)の買い入れ対象をTOPIX連動型のみとしたことの影響が残り下げ幅を拡大。週後半は配当権利取りの動きや、パッシブ系ファンドによる配当再投資の買いを先取りする買いに支えられ下げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで615.35円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。週初は配当権利取りの動きや、パッシブ系ファンドによる配当再投資の買いが株価を押し上げる。ただ、直近落ち着いているとは言え米長期金利の動向には注意が必要で、バイデン政権による大型公共投資に伴う富裕層増税の話などにも株価は振らされそうだ。下値は日経平均が日足雲下限、TOPIXは日足基準線がサポートとして機能しているが、日経平均は節目の30,000円に接近すると再び不安定な動きとなりそうだ。予想レンジは3週連続の据え置きとする。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限29,401円、日足基準線29,434円、心理的節目30,000円、2月6日ザラ場高値30,714円。下値サポートとしては、週足転換線29,172円、心理的節目29,000円、日足雲上限28,520円、心理的節目28,000円。

東証1部全銘柄 予想PER25.08倍 予想PBR1.42倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:28,500円~30,500円

更新日 2021年3月28日 株・個人投資家の喫茶店

2021年3月21日日曜日

2021年3月22日~3月26日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2021年3月19日
先週の日経平均は続伸。米長期金利の上昇スピードが鈍ってきたことで、米国株が堅調に推移し日経平均も一時30,000円の大台を回復するなど堅調な展開となった。ただ、日銀の金融政策決定会合で225連動型ETF購入をなくす決定をしたことで、週末にファーストリテイリングなどが売られ上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで74.22円の上昇。

今週の株式市場は、揉み合いか。引き続き米長期金利の動向を睨み神経質な展開が続きそうだが、需給面での不安は乏しく、下がったところでは押し目買いが下値を支える。週末米国株への影響は限定的だったが、補完的レバレッジ比率(SLR)の除外が決定されたことは、米長期金利の上昇に拍車をかける懸念もあり注意が必要。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目30,000円、2月6日ザラ場高値30,714円。下値サポートとしては、日足基準線29,511円、週足転換線29,172円、心理的節目29,000円、日足雲上限28,450円、心理的節目28,000円。

東証1部全銘柄 予想PER25.45倍 予想PBR1.44倍 予想配当利回り1.57%

今週の予想レンジ:28,500円~30,500円

更新日 2021年3月21日 株・個人投資家の喫茶店

2021年3月14日日曜日

2021年3月15日~3月19日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2021年3月12日
先週の日経平均は反発。週前半はグロースとバリューのリバランスが継続し、方向感のない展開が続いた。週後半は米長期金利の上昇が一服したことでナスダックが反発し、日経平均もグロースが優位な展開となり、戻り基調を強めた。日経平均は週ベースで853.51円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開か。FOMCと日銀の金融政策決定会合が予定されているが、特にサプライズはないだろう。米国は巨額の追加経済対策が成立し資産バブル再加速の様相を見せている。米長期金利の動向には引き続き注意が必要だが、週末1.6%台に上昇しても米国株式市場の反応は限定的であったことから、耐性もつきつつある。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目30,000円、2月6日ザラ場高値30,714円。下値サポートとしては、日足基準線29,511円、心理的節目29,000円、週足転換線29,172円、日足雲上限28,017円。

東証1部全銘柄 予想PER24.71倍 予想PBR1.40倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:28,500円~30,500円

更新日 2021年3月14日 株・個人投資家の喫茶店

2021年3月7日日曜日

2021年3月8日~3月12日の日経平均予想

 

日経平均一目均衡表(日足)チャート2021年3月5日
先週の日経平均は続落。週明けは679円高と大幅反発して始まったが、買いは続かず米長期金利の動向を睨みながら神経質な展開が続いた。現在、グロース株とバリュー株のリバランスが進行中で、大幅安した日も地合いはそれほど悪化していない。日経平均は週ベースで101.69円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな動きが継続か。先週同様に週明けは反発して始まりそうだが、米長期金利の動向次第で上下に振れやすく荒い展開が続きそうだ。米長期金利上昇、日米金利差の拡大による円安進行、グロース株とバリュー株のリバランス、週末のメジャーSQが絡み合い複雑な動きとなっていることから、指数の動きに一喜一憂しても仕方ない。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線29,172円、心理的節目30,000円。2月6日ザラ場高値30,714円。下値サポートとしては、週足転換線28,858円、日足雲上限28,074円、心理的節目28,000円。

東証1部全銘柄 予想PER24.04倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:28,000円~30,000円

更新日 2021年3月7日 株・個人投資家の喫茶店