先週の日経平均は反発。週前半はグロースとバリューのリバランスが継続し、方向感のない展開が続いた。週後半は米長期金利の上昇が一服したことでナスダックが反発し、日経平均もグロースが優位な展開となり、戻り基調を強めた。日経平均は週ベースで853.51円の上昇。
今週の株式市場は、底堅い展開か。FOMCと日銀の金融政策決定会合が予定されているが、特にサプライズはないだろう。米国は巨額の追加経済対策が成立し資産バブル再加速の様相を見せている。米長期金利の動向には引き続き注意が必要だが、週末1.6%台に上昇しても米国株式市場の反応は限定的であったことから、耐性もつきつつある。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目30,000円、2月6日ザラ場高値30,714円。下値サポートとしては、日足基準線29,511円、心理的節目29,000円、週足転換線29,172円、日足雲上限28,017円。
東証1部全銘柄 予想PER24.71倍 予想PBR1.40倍 予想配当利回り1.63%
今週の予想レンジ:28,500円~30,500円
更新日 2021年3月14日 株・個人投資家の喫茶店