先週の日経平均は続落。週明けは679円高と大幅反発して始まったが、買いは続かず米長期金利の動向を睨みながら神経質な展開が続いた。現在、グロース株とバリュー株のリバランスが進行中で、大幅安した日も地合いはそれほど悪化していない。日経平均は週ベースで101.69円の下落。
今週の株式市場は、ボラタイルな動きが継続か。先週同様に週明けは反発して始まりそうだが、米長期金利の動向次第で上下に振れやすく荒い展開が続きそうだ。米長期金利上昇、日米金利差の拡大による円安進行、グロース株とバリュー株のリバランス、週末のメジャーSQが絡み合い複雑な動きとなっていることから、指数の動きに一喜一憂しても仕方ない。予想レンジは先週と同じとする。
日経平均の上値抵抗としては、日足基準線29,172円、心理的節目30,000円。2月6日ザラ場高値30,714円。下値サポートとしては、週足転換線28,858円、日足雲上限28,074円、心理的節目28,000円。
東証1部全銘柄 予想PER24.04倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.67%
今週の予想レンジ:28,000円~30,000円
更新日 2021年3月7日 株・個人投資家の喫茶店