先週の日経平均は小幅に反発。米国で雇用統計や消費者物価指数(CPI)が発表されたが長期金利や株式への影響は限定的で、日本株も週を通して動意に乏しい展開となった。日経平均は週ベースで7.21円の上昇。
今週の株式市場は、揉み合いか。米国でFOMC(連邦公開市場委員会)を控えているほか、小売売上高や鉱工業生産、生産者物価指数(PPI)などの発表が予定される。テーパリング開始の時期を巡り上値は重そうだが、目先FRBはハト派姿勢を維持すると見られ、日足雲と基準線の間の動きが継続しそうだ。予想レンジは先週と同じとする。
日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限29124円、日足雲上限29434円、心理的節目30000円。下値サポートとしては、日足基準線28535円、週足基準線28538円、心理的節目28000円。
東証1部全銘柄 予想PER16.34倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.79%
今週の予想レンジ:28,500円~29,500円
更新日 2021年6月13日 株・個人投資家の喫茶店